【WIP】状態遷移図を理解するために、RPG風に毒(猛毒)状態を状態遷移図で表現してみた

きっかけ

ブロッコリー(@nihonbuson )さんに状態遷移図の書き方を教えていただいたのがきっかけです。 そもそも状態遷移図をちゃんと書いたことがなかったので、いちど時間を使って書いてみよう、と思いました。

モチーフについて

もともとゲームが好きなので、いわゆるRPGをモチーフに書いてみようと思いました。 最初は特定のIPに寄せて書きました。

まず書いてみた&発表してみた

とりあえず勢いで書いてみた内容を、Toshiyuki Manabe(@ToshiManaPlus1 )さん主催のオンライン飲み会でレビューしていただきました。 元々は、書いた内容をブログに公開するだけの想定でいましたが、 「発表やってみたいんですがハードルが高くてですね」と発言したところ 「オンライン飲み会で喋ってみてはいかがでしょう」とお声がけいただきまして、レビューをいただくことができました。 誠にありがとうございます。

この時の内容は、特定のIPに寄せて書いた内容となっていたため、外部公開する予定はございません。

修正してみた

↑のレビューでコメントしていただいた内容を取り込んだ資料が、↓です。

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実際に書いて見た感想として、文字情報で仕様を羅列するよりもビジュアルに訴えることができるため、「抜け漏れに気づくことができる」という効果を実感できました。 特に、毒状態から毒状態への矢印など、「状態が変わらないことを確認するための矢印」が抜けてしまっていたので、これに気づけたことが大きかったと思います。(レクチャーで同じ内容を伺っていたにも関わらず、最初は書けていませんでした)

困ったこと

実際のRPGでは、毒状態以外にも複数の状態が同時に存在するため、それをどう表現するかが難しいと感じました。 たとえば、毒状態で(毒に関係のない)バフ・デバフを行った場合、毒状態は維持されつつ、そのバフ・デバフの効果は発生しなければなりません。 やや冗長にも思いましたが、「毒→毒」「猛毒→猛毒」の線について、項番を設けてバフ・デバフを表現しました。

困ったこと その2

毒/猛毒を取り巻く「別の状態」について、どこまで資料に盛り込むかを悩みました。 結論として、今回は「死亡」と「鉄化」という2つの状態について、毒/猛毒に関係する矢印のみ作図しました。 例えば、実際には「死亡→死亡」や「死亡→通常」という状態遷移がありえますが、今回テストケースとして整理したい情報はあくまで「毒/猛毒」に関する状態遷移ですので、意図的に書きませんでした。

今後について

次回は、上記に続いて状態遷移表を作成してきたいと思います。