シン・ゴジラを何度も観返してしまう
最近地上波でも放送されましたが、この映画は何度観ても飽きない。面白い。
なにが面白いのか
この映画の解釈はいろいろありますが、僕は「災害シミュレーション」として捉えました。
ある日突然、いつもの風景が崩れて、夢だか現実だかわからない光景が繰り広げられる。
そういう局面を日本人はつい最近体験している。
「明らかに危ないものが迫っているのだから、逃げればいい」
傍観者としての自分はそんなふうに感じます。
でも、いざ自分自身が当事者になったらどう行動するだろうか。本当に逃げるだろうか。
そんなことをとにかく考えさせられました。
どうして何回も観てしまうのか
いちおうの公式説明として、「ゴジラが出てくる」こと以外は徹底的にリアリティを追求している、らしいです。
前代未聞の事態が起きたとき、政府や民間人はどう行動するだろうか。
どう行動すべきか、ではなく、この条件下では恐らくこう行動するだろうという感じ。
そういうシミュレーションが細かく作られているので、場面ごとにじっくり見返したりするのが楽しいです。
また、様々な小ネタも仕込まれています。
(先日のTwitter実況でいろいろ知りました)
パワーワードがすごい
シン・ゴジラは、耳にこびりついてしまうセリフが多い。
というか、耳に残らないセリフがないと言ってもいいです。
いわゆるパワーワードというやつ。
「テレビつけて!」
「目標が報告と違う」
あたりは本当に明日から使えるレベル。
この映画を誰かに勧めるなら
ドキュメンタリーが好きな人には間違いなくおすすめ。
地理、生物、化学、物理、政治、経済、災害、軍事、あたりのキーワードにときめく人には尚おすすめです。