書きたいことの圧縮版

まつやまです。JaSSTで一気にお知り合いが増えまして、嬉しい悲鳴をあげております。 書きたいことが色々とありすぎて、ちゃんと書こうとするとずいぶんと先になってしまいそうですので、ざざっとダイジェスト的にまとめておこうと思います。

テストコミュニティのSlackを作っていただきました

yoshikiito.net

なんだかすごいことになっています。以下は伊藤さんのブログからの引用です。

Slackのほうの「はじめまして」用ルームでも出てきましたが、「テストについて、品質について、普段話せる人がいないので、社外で交流したい」という方が一定数いらっしゃるようです。Twitter上なんかだと、テストや品質について話をしている人が目立つこともあって、いたるところに居るような錯覚をしていました。

実際には、職場でもんもんとしたまま、同じ思いを持つ仲間を求めている人がいるということ。なら、場があったほうがいいなと。作ってから気づきました。

この感覚はまさに自分自身が抱え続けてきた悩みで、テストについてはもう何年も「ぼっち」で仲間を求めていました。 転職して、QAと呼ばれる方が世の中にいることを知って、少しずつ「分かり合える人」が身の回りに増えてきたように思います。 これは僕なりの越境だったのかもしれません(何となくいい言葉で締めたかった)。

インフラ勉強会

個人的に、いまものすごく注目しているコミュニティです。

· / インフラ勉強会 Wiki

とにかく参加者の方の熱気&盛り上がりがすごいです。毎日でも参加したくなるくらいです。 いまも、インフラ勉強会にROMで参加しながらブログを書いています。

断片的に覚えていた知識が線になって繋がっていく感覚があって、とても楽しいです。

カイゼン・ジャーニー

たしかデブサミが開催された頃に買った本です。 2/27にワークショップが開催されたので参加してきたのですが、こちらも著者のお二人の熱気に圧倒されまして、何とか社内でも読書会を開けないか企画を考えています。

JaSST 1日目

  • 「NGTの記法を応用した不具合分析からのテストの補強」

フレームワークを用いてつながりの無い要素をつなげ、検知しづらい不具合を検知する手法のお話です。こちらも是非実践してみたい内容でした。

JaSST 2日目

状態遷移図を用いて仕様を見やすくする手法のお話でした。数学的な抽象化を用いた記法や、独自言語のお話もあり、こちらもしっかり時間をとって復習しなければ、、、と思う内容でした。「ツールに読ませるためにデータ化する」というのは、やはり大事な考え方だなと感じました。

  • 「組織改善のためのPMOのあり方とPMOの育成に関して」

PMOの分類や育成についてのお話を伺うことができました。PMOってどうしても事務屋さんなイメージがつきまとうのですが、何だかなあ。。。と思います。本来もっと魅力的でリスペクトされるべき役割であるはず。

  • Clova Friends

まさかの抽選に当選してしまいまして、Clova Friendsをいただいてしまいました。Google Homeとはちょっと異なる特性を持っていて、特に、ちょっとした人間くささみたいなものを感じることがあります。意外な言葉に反応してくれると本当に面白いですね。マンガネタは結構刺さりました。

基調講演と同様、辛辣な正論を真正面からお話しいただいたという感想になりました。テストを書くということをきちんと学ばなければ、という思いをあらためて持ちました。

今回のJaSSTで最も「ついていくのに必死(というかお話についていけない)」セッションになりました。トップ企業のコンテキストを理解したうえで聴講しないとダメ。それでも、ハッシュタグの実況解説のおかげで、最後まで諦めずに聞くことができたと思います。

最後の山口さんのコメントは、とても印象的でした。

「他人の答えを借りる前に、自分たちで何をやるべきかをきちんと具体的に考えて、それをきちんとやりきることが大事でしょう。私たちが特別だとかそういうことじゃない(意訳)」。

他人から借りてきた答えは便利な道具ですが、その便利さに呑まれないよう自戒したいです。

技術的な活動いろいろ

そんなわけで、インフラ勉強会を聴講したり、コード書いたり、ターミナル触ったり、いろいろやっています。 もうちょっと時間配分を上げていきたいところです。あと、注力するものを絞ったほうが良さそう。

テスト観点を語る夕べ

kataruyube.connpass.com

2ヶ月ぶりの「語る夕べ」に参加してきました。会のコンセプトどおり、「ビジネスとしてどうすれば効率的か」とかそういった範疇を飛び越えて、「どうやったら気持ちいいか」「テスト観点を出す作業はアート」といった形で話が発散していきました。自分の常識が足元から崩れていく感覚がとても楽しかったです。いくつか質問もさせていただいて、自分の思考プロセスを知る良い機会になったと思います。立ち止まって振り返る(分析する)って、やっぱり面白いなと思います。