JaSST '18 Tokyo【E2】「やってみよう!探索的テスト ~ハイクオリティな妄想の高速ループ~」聴講メモ

内容のまとめ

  • 実際にアプリケーションを操作して探索的テストを体験できるセッション
  • 状況によって、スクリプトテストの実装よりも短時間で高い効果が得られる
  • 「アプリケーションの挙動」という学びをインプットに、「ユーザーが現実的にどう行動するか」を想像して、次のアクション(≒テスト設計)を考えると良い
  • 時間を区切らないと費用対効果が悪くなってくるので、タイムボックスで切るのがおすすめ

感想

  • バグ出しを始めると一種の「ハイ」になってしまい、「ユーザーが現実的にどう行動するか」の想像が後回しになってしまった(なので、チャーターなどを使った舵取りが必要ということに納得)
  • 今回のセッションでは体験しきれなかったが、テストキックオフ〜テスト振り返りのサイクル+チャーターというフォーマットを実際に回してみたい

聴講メモ

  • 燻製をつくる人と食べる人のペアで探索的テスト
  • 似た言葉 探索、散策、冒険、探検、徘徊
  • ただ何となく徘徊するのは薄い ハードウェア壊すような冒険はやりすぎ
  • 探索的テストとは問診に近いイメージ
  • 今回のセッションは、自由度が真ん中から下寄りの探索的テスト
  • チャーターは手順ではなく指針
  • 探索的テストは、テスト設計はするけどテスト手順のドキュメント化はしない
  • 探索的テストとスクリプトテストをどう組み合わせるか
  • チビファ○ヤー○リオ
  • 探索的テストは「おもしろい!」
  • 手がかり>ユーザーが実際にどう使うか想像する>動かす
  • 「テスト実施」だけの状態(アドホック的)>「テストキックオフ」&「テスト実施」&「テスト振り返り」のサイクル
  • 今回のセッションでは、探索的テストは「トレーニングを十分受けたテスト担当者」によってなされる、と定義している。ドメイン知識やテスト技法があると効果的