有識者がやれば欠陥のないものができあがるはずだよね、という話について
今日も心に突き刺さる、むぎ(@MUGI1208)さんのツイート。
「類似障害はないですか?」
— むぎ (@MUGI1208) 2018年1月10日
『ないです』
「ないと判断した理由はなんですか?」
『担当したのが有識者だからです』
「えっと」
『』
「有識者の作業に他の類似の問題がないかを確認して欲しいのですが」
『問題ないですよ!だって有識者のやった作業ですよ!?』
「あ、はい」
『もういいよ!(怒』
テストの原則「テストは欠陥があることしか示せない」にまつわるお話。
※テストの話じゃない可能性もありますが
有識者の暗黙知に頼ることで、80点の品質を確保できるかもしれません。
パターン網羅などの技法を適用することで、これを90点に上げることも望めます。
でも、100点の品質(=問題がない)を証明することは、少なくともテストの原則に照らすと、不可能です。
※ほんとうに100点のものが完成していたとしても、それを100点であると証明する手段がありません。